「森のkoe」-110531_154341.jpg


久しぶりに贅沢な時間と空間の中にいる。
懐かしい本の匂いが鼻孔を擽ってくる。

束の間の心の休息に戸惑いながら、伸びをしようと身構えた背中に
幾つものしがらみがまとわりついて、少しだけ身体が重くなる。
それでも足先だけは何十年か前のこの通りのあちこちを覚えていて
軽快に歩を進めて行く。


神田神保町、駿河台下の交差点から始まる「すずらん通り」に近い

        お客様の勤務先にお邪魔することになり、本当に久しぶりに

                この地を訪れる機会が得られた・・・